【備え】「自分の身を守るために」地震・津波への意識を高めて 防災フェア 簡易式ベッドやトイレ・特殊車両を展示 福岡
地震や津波に対する意識を日頃から高めてもらおうと、福岡市で4日、「防災フェア」が開かれました。
「福岡県防災フェア」は、ことし1月に発生した能登半島地震などを受け、県民に日頃から防災意識を高めてもらおうと開かれました。
会場には、避難所で利用できる簡易式のベッドやトイレのほか、自衛隊や警察が被災地で活動する際に使用する車両や装備なども展示されました。
能登半島地震の際、福岡県警の機動隊員が救助活動に使用したカメラも展示されています。
■永石莉里子 記者
「先端にカメラとマイクが付いていて、がれきの中にいる人の状況が確認できるようになっています。」
消防団によるクイズ大会なども行われ、会場を訪れた人たちは、防災について楽しみながら学んでいました。
■参加者
「勉強に役立つかなと思って来ました。」
「津波が来た時の行動とか、どういうところを対策したらいいか学びました。」
主催した福岡県の担当者は「自分の身を守るために、家庭でも継続的な防災に取り組んでほしい」と呼びかけています。