「日本一の猛暑のまち」太宰府市 小中学校の体育館にエアコンを整備へ 避暑施設として市民にも開放 福岡
この夏、観測史上、国内で最も多い62日の猛暑日を記録した福岡県太宰府市が、対策に乗り出しました。市内の小中学校の体育館にエアコンを整備すると発表しました。
「日本一の猛暑のまち」、福岡県太宰府市。この夏、40日連続を含む観測史上、国内で最も多い62日の猛暑日を記録しました。
この異例の暑さを受け、28日に会見を開いた太宰府市の楠田市長は。
■太宰府市・楠田大蔵市長
「全国一の猛暑のまちになったので、市として、まずは子どもたちの体育館での体調を整える。子どもたち以外の方々も使われる。」
市内の小学校の体育館にエアコンを整備するための費用として、12月の補正予算に2億4000万円を盛り込むと発表しました。
来年度までに、大規模改修を予定している1校を除く、市内10の小中学校の体育館に導入が完了する予定です。
整備された体育館は、災害時の避難所のほか、熱中症の危険度が高い場合には暑さをしのぐ避暑施設として市民にも開放される予定です。