学生たちが授業で使った針に感謝 専門学校で「針供養」豆腐に刺して裁縫技術の向上を願う 福岡
福岡市の専門学校で6日、学生たちが裁縫の授業で使った針に感謝する「針供養」が行われました。
6日午前、福岡市中央区の香蘭ファッションデザイン専門学校では「針供養」が行われ、学生およそ250人が出席しました。この専門学校では1935年の創立以来、毎年この時期に「針供養」を行っています。
学生たちは、この1年間に授業で使った針を豆腐に刺し、感謝の気持ちを表すとともに裁縫技術の向上を願いました。
代表の山口結生さんは「針は私たちにファッションへの無限の可能性・創造性、夢をカタチに導いてくれる力を与えてくれる」と感謝の言葉を述べました。
ことしはおよそ2000本の針が、酒や塩とともに校内の中庭に埋められ供養されました。
最終更新日:2024年12月6日 12:01