街は踊り天国に 12日夜から徳島市の阿波おどりの桟敷での踊り始まる【徳島】
徳島の夜は踊り天国へ
午後6時、徳島市の阿波おどりは桟敷での踊りが始まりました。
「踊る阿呆に、見る阿呆」、みんなが待ちに待った阿波踊り、「紺屋町 株式会社バル演舞場」でトップバッターを務めたのは、県阿波踊り協会所属の有名連・菊水連です。
これから4日間、徳島の夜は踊り天国と化します。
紺屋町演舞場は、コロナ禍を経て5年ぶりに桟敷が復活しました。
繁華街中心部に近いだけあって、たくさんの人が訪れ、賑わいが戻ってきて、久しぶりという感じが伝わってきます。
2024年の阿波おどりを前に南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」発表
ただ、2024年の阿波おどりは特別な状況で行われています。
8月8日に日向灘で起きた地震を受け、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が発表されました。
阿波りは予定通り行われるものの、実行委員会では桟敷の安全性を再点検するとともに、地震発生に備えて津波避難計画を再確認しました。
演舞場など各所には避難マップが掲示され、大津波警報が発表された場合の避難経路や方針が示されました。
踊りの間、周辺にいる人口を7万人と仮定し、眉山やアミコビル、城山などに避難する計画です。
また踊り子の皆さんにもこの旨は周知されていて、スタッフも避難誘導の手順を確認するなど、万が一に備えての準備も行っています。
演舞場での踊りに喜び爆発
そして踊り込んでいる「菊水連」には「こぎく」と呼ばれる、ちびっ子たちがおり、笑顔で踊る様子が可愛らしいですよね。
子どもたちにとっても、演舞場の中から見たこの景色、一生記憶に残るでしょう。
踊り子たちは万が一の場合への備えを確認しつつも、踊れる喜びを爆発させています。
紺屋町演舞場の開幕の様子です。
最終更新日:2024年8月12日 20:08