「貴重な花を大事に見守りたい」阿南光高校の生徒が伊島で絶滅の島固有種イシマササユリの調査など【徳島】
伊島は徳島県阿南市の沖合、紀伊水道に浮かぶ周囲9.5kmの島です。
その伊島でこの時期、淡いピンク色の花を咲かせるのが、島固有種で絶滅の危機にあるイシマササユリです。
イシマササユリの保護活動に取り組む阿南光高校では、徳島大学と協力し、2018年からバイオ技術を使ってイシマササユリの種から球根を培養し、島に移植する活動を続けています。
6月3日、生徒9人が伊島に渡り、今、満開を迎えているイシマササユリの開花状況を調べるとともに2023年、球根を植えた群生地の草刈りをしました。
「神秘的でピンクで可愛い」
「こういう活動を通して自然を大切にしたい」
「貴重な花なので、大事に見守っていきたい」
阿南光高校では、11月にイシマササユリの種を採取するとともに、培養した球根を移植する予定です。