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「誰でも楽しめて、景観を守れるようにと作った」 鳴門に新しいスタイルの『筏』が完成【徳島】

2024年7月22日 20:00
「誰でも楽しめて、景観を守れるようにと作った」 鳴門に新しいスタイルの『筏』が完成【徳島】
2023年、徳島県鳴門の魅力発信に向けた愛知県出身の女性の取り組みを紹介しました。

釣りを観光資源にしようと、これまでにない「筏」をつくるという内容でした。

その「筏」がこのほど完成し、7月22日にお披露目されました。

撫佐漁港から船で約5分、鳴門市のウチノ海にその筏はありました。

これまでの概念を覆すという筏は、広さ約50平方メートル、ロフトが設けられていて、釣りだけでなく景色を楽しんだり遊んだりすることができる設計となっています。

この日のお披露目会には、この事業を支援するスポンサーや釣りの専門家など16人が参加し、筏を体験しました。

(参加者)
「海水の上だけ、こっち(筏)よりも全然、涼しい」

(参加者)
「こんな高い位置から観ることないですよね、この景色を。ぜんぜん景色が違う、高さが違うだけで風が通り抜けてすごく気持ちいいです」

また、筏には雨が降ったときにテントの下で魚を釣ることができる仕掛けもありました。

(参加者)
「すごい。きれいな。ここで魚が見えたら、子どもめっちゃ喜ぶと思う」

筏を企画したのは、釣りを通じて地域おこしに取り組む愛知県出身の高橋真冬さんです。

今後の抱負を聞きました。

(高橋真冬さん)
「県外の方、そして海外の方まで楽しんでいただけるような初心者も楽しめる筏になったらいいなと思います。ここだけが良いじゃなくて、これをきっかけにしてウチノ海全体が良くなったらいいなという思いと、朽ち果てた筏もたくさんあるので、景観を守りたいという思いからこの筏を作ったので、そういった思いで地域活性化につなげられたらと思います」

筏の所有者は地元の漁師さんなんですが、運営は筏を企画した高橋さんの会社・TSURIBITOが担当するということです。
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