「伝統を継ぎつつ 自分なりの色を足す」 江戸時代創業の表具店「元木竹林堂」八代目【徳島】
徳島県鳴門市に、江戸時代から続く老舗の表具店があります。
その店で、表具師として伝統の技を受け継ごうと奮闘する男性を取材しました。
丁寧に掛け軸の修繕作業を行っている男性、元木亨さん(27歳)です。
元木さんは、1830年、江戸時代に創業した鳴門市の老舗の表具店「元木竹林堂」の八代目です。
元木さんの祖父・央さんは30年前にその技術が評価され、「現代の名工」にも選ばれた表具師でした。
祖父や父がつないできた職人の技を継承するため、元木さんは大学卒業後に表具師の世界に飛び込んだのです。
また、元木さんは大学時代にオリジナルブランドを立ち上げ、表具の材料で現代のニーズに合った商品を開発しています。
表具に使う生地の切れ端などからヘアゴムやヘアピン、御朱印帳などをハンドメイドで作っています。
商品は鳴門市内の土産物店などで販売されていて、和風モダンな作りが海外からの観光客にも人気なんだそうです。
伝統や技術を受け継ぎながら、新しい商品作りにも挑戦する。
(元木竹林堂 元木亨さん(27歳))
「目標っていうか、こうしたいっていうのは僕の中でもう決まってることがあって。やっぱり祖父の代だったり、父の代とかに比べると、いまの時代って求められるのが変わってくるので。伝統を継いでいくっていうのも大事ですけど、どこか僕なりの色を足してあげて。今後。僕よりあとの代、あのとき方向性を見直して良かったなと次に思ってもらえるようにしたいなと思います」
(詳しくは動画で)
その店で、表具師として伝統の技を受け継ごうと奮闘する男性を取材しました。
丁寧に掛け軸の修繕作業を行っている男性、元木亨さん(27歳)です。
元木さんは、1830年、江戸時代に創業した鳴門市の老舗の表具店「元木竹林堂」の八代目です。
元木さんの祖父・央さんは30年前にその技術が評価され、「現代の名工」にも選ばれた表具師でした。
祖父や父がつないできた職人の技を継承するため、元木さんは大学卒業後に表具師の世界に飛び込んだのです。
また、元木さんは大学時代にオリジナルブランドを立ち上げ、表具の材料で現代のニーズに合った商品を開発しています。
表具に使う生地の切れ端などからヘアゴムやヘアピン、御朱印帳などをハンドメイドで作っています。
商品は鳴門市内の土産物店などで販売されていて、和風モダンな作りが海外からの観光客にも人気なんだそうです。
伝統や技術を受け継ぎながら、新しい商品作りにも挑戦する。
(元木竹林堂 元木亨さん(27歳))
「目標っていうか、こうしたいっていうのは僕の中でもう決まってることがあって。やっぱり祖父の代だったり、父の代とかに比べると、いまの時代って求められるのが変わってくるので。伝統を継いでいくっていうのも大事ですけど、どこか僕なりの色を足してあげて。今後。僕よりあとの代、あのとき方向性を見直して良かったなと次に思ってもらえるようにしたいなと思います」
(詳しくは動画で)
最終更新日:2025年1月22日 20:09