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山や川を守るために「木を使う」活動を『どこ行こ?』神山町で杉の新たな魅力を発信するお店【徳島】

2024年9月25日 20:00
山や川を守るために「木を使う」活動を『どこ行こ?』神山町で杉の新たな魅力を発信するお店【徳島】
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9月25日は、豊成春子アナウンサー徳島県内のいろんな町を訪ねて、おすすめスポットなどを紹介する「どこ行こ?」です。

今回は先週に続いて徳島県神山町、神山の杉を使ったあるものを販売するお店を訪れました。

神山町神領にある「SHIZQ STORE」は、杉を使った器を販売するお店です。

このお店の代表の廣瀬圭治さんは、12年前に大阪から神山町にやってきました。

杉は真ん中が赤くて外側が白いという特徴があり、例えば建材になると色が混ざってあまり好まれにくく、構造などには使われるものの、なかなか杉の魅力としてとらえられていません。

このウィークポイントを逆にいかした、杉でしかできないものを考えようということでコップなどを作っています。

色の特徴を活かしたツートンカラーの「鶴シリーズ」、漆を塗って重厚感とモダンさをプラスした「亀シリーズ」「亀八シリーズ」があります。

また、杉の成分に着目した神山杉のアロマもあります。

木の深い香り、木そのものの生命を感じるような香りがします。

朝の目覚めにピッタリの、杉の枝葉を使ったオイルも開発中ということで、10月11日に売予定です。

廣瀬さんは、山や川を守るために「木を使う」活動を行っており、子どもたちの未来に少しでも多くの「しずく」を残せるようにと考え、これらの活動を「しずくプロジェクト」と名付けています。

ワークショップなども行い、山の保水力が上がる施工をしたり、水の流れを自然に戻す施工をしたり、器作りだけではなく、様々な活動を行っています。

この「しずくプロジェクト」10周年の記念事業として次の一歩ということで、環境改善というところで、神山の、徳島のモデルを作っていきたいという想いのもと、神山から杉の新たな魅力を発信し続けています。

「しずくプロジェクト」は、これからの未来に向けて、徳島の環境保全にも一役買ってくれそうです。

(詳しくは動画で)
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