保護犬のドッグランも設置 熊本県の新動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」完成
熊本県の新しい動物愛護センターが、宇城市に完成し、26日に開所式が行われました。ドッグランや展示室なども設置されています。
宇城市松橋町に完成した新しい動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」は、人と動物が共生する拠点づくりを目指す県が12億円をかけ建設しました。
約1ヘクタールの敷地には、保護犬のドッグランや、保護犬や保護猫の展示室が設けられました。犬が50頭ほど、猫は80頭ほど収容が可能です。
アニマルフレンズ熊本では、保護した中で譲渡に適した犬と、保護猫を収容します。すぐには譲渡できない犬は熊本市東区にある別館(従来の動物愛護センター)でトレーニングを行います。
■アニマルフレンズ熊本 長尾ゆかり所長
「最後まで飼っていただくことができなくて来た動物がたくさんいます。新たにペットを迎え入れようと考えている方がいましたら、ぜひ保護犬、保護猫をまず検討していただけたら」
施設では今後、動物愛護の啓発や、災害時の動物の救護も行っていくということです。