クールビズという言葉はおなじみだと思います。快適で環境にも優しい軽装のことを言いますが、1日から熊本市が試験的に始めたのが｢ウォームビズ｣という取り組みです。

1日、熊本市役所を訪れると、ハイネックやノーネクタイ姿の職員が。

■大西一史熊本市長
「11月から来年4月までの半年間、ウォームビズを試行します」

民間企業などが軽装化を勧めるウォームビズ。快適な職場づくりを目的に、熊本市も導入しました。

■男性職員
「デスクワークが多い職種は、ネクタイがない方がリラックスした状態で仕事ができる」

■女性職員
「選択肢が広がったのが一番良いことかなと思うので、女性としても大賛成です」

公式行事のためネクタイを着用していた副市長は。

■深水政彦副市長
「ウォームビズ用の服を持っていませんので、まずそこから買いに走って。いい感じですもんね」

対外的な会議ではネクタイを着用するなど、場面に応じてウォームビズを取り入れるといいます。

■熊本市改革プロジェクト推進課 德永 高司主査
「柔軟な発想にもつながって、つきつめると市民サービスの向上につながるのではないか」

熊本市は省エネ化も目指していて、今後、本格的な導入を検討する方針です。