真っ白な体に梅などの模様 天草陶石が原料の高浜焼で来年の干支の置物作り
天草市で、早くの来年の干支「巳」=ヘビの置物づくりが始まりました。
ヘビの置物づくりをしているのは、天草市天草町の「高浜焼 寿芳窯」です。寿芳窯では、特産の天草陶石を使って30年以上前から干支の置物をつくっています。作業場では1300℃から1400℃で焼き上げた白磁に色付け作業が行われ、真っ白なからだに梅や、うろこ文様がほどこされたヘビの置物ができあがっています。
■絵師 入部愛美さん
「(ヘビは)脱皮をする生き物で変化とか成長の象徴にもなるので、お守り代わりとして持っていただくとありがたい」
古くから金運上昇など縁起がよいとされる「白ヘビ」。この置物は、11月1日から始まる天草大陶磁器展などで販売されます。