1300年の歴史"木葉猿"窯元 来年の干支「辰」の置物づくりで「幸せな年に」
玉東町の木葉猿窯元で、恒例の来年の干支「辰」の置物づくりが行われています。
木葉猿は赤土の粘土から型を使わず全て手びねりで作る猿をかたどった人形で、1300年の歴史があるといわれます。
玉東町の木葉猿窯元では、40年ほど前から干支の置物を作っていて、7代目の永田禮三さんと、娘で8代目の川俣早絵さんが、成型や絵付けに追われていました。
■木葉猿窯元7代目 永田禮三さん
「辰(龍)の力強さや天に昇るような勢いを表現するのが難しい。来年は活気のある幸せな年になりますようにと思う」
辰の置物は来年1月下旬までに、大小合わせて2500個ほどが作られる予定で、熊本市の鶴屋百貨店や県物産館、伝統工芸館などで販売されます。