公立高校で卒業式 熊本高校では伝統の「アレ」で5年ぶりに全員の声出しが復活
1日、熊本県内ではほとんどの公立高校で卒業式が行われ、約8000人が新たな道へ歩み始めました。
熊本市中央区の県立熊本高校。401人が晴れの日を迎えました。
■卒業生代表 答辞 松村優吾さん
「各々が探し求める道の先で、不可能を可能へと変える覚悟を持って新たな世界を切り開いて参ります」
新型コロナ5類以降後初めてとなる卒業式。声を出しての校歌斉唱と、熊高伝統の「アレ」も復活しました。
(司会)「卒業生が退場いたし…」
「ちょっと まったー!!みんな前に集合!」
「おー!」
「元気あるかー!?ゲンコツ!ソーレ!!」
「ゲンコツ、ゲンコツ、ゲンゲンコツコツ、オー!オー!オー!」
5年ぶりに行われた熊本高校伝統の「ゲンコツ」の後は最後のホームルーム。クラスメイトや先生、両親に感謝の言葉を伝えました。
■卒業生
「クラスのみんながすごく優しくて、家族もたくさん支えてくれたので、1年間やってこれたと思います。ありがとうございました」
「お父さんとお母さんは、いつも仕事が忙しくてもお弁当作ってくれたり、進路の相談に乗ってくれたりして、すごく恵まれてると思いました。楽しい思い出がたくさんできて、熊高に入って良かったなって思いました」
旅立ちの日に、新たな決意も。
■卒業生
「将来は日本と海外をつなぐ仕事に就きたいと思っているので、多言語多文化に対応した能力を身につけていきたい」
「私の夢は医師になることなので、たくさんの人を救えたら良いなと思います」