平和への願い込めた特別なイルミネーション 天草では世界遺産のイルミも
美しいイルミネーションの話題です。玉東町で、平和への願いを込めた特別なイルミネーションが今年も登場しました。
玉名郡玉東町のJR木葉駅。駅前で開かれたのはピアノコンサート。ピアノは誰でも自由に演奏してもらえるよう普段から駅に設置されています。この日も、心温まる音色が会場を包み込みました。
そして、恒例行事がもう一つ。
(3,2,1点灯!)
イルミネーションです。実はこのイルミネーションにはある願いが込められています。
玉東町は、ウクライナ侵攻が始まった去年2月以降、NPO法人と連携し、ウクライナから避難してきた5世帯15人を町営住宅に受け入れています。
長引く侵攻の終息と平和への願いを込めて。去年から、イルミネーションはウクライナの国旗をイメージした青と黄色の2色で彩られています。
■子ども
「楽しい。国旗の色」
■玉東町の住民
「平和を願って、期間中ですがいいことですし、ピアノコンサートのイベントがずっと続いてほしい」
約5万個を使った鮮やかなイルミネーション。来年1月中旬まで点灯されます。
イルミネーションのイベントは天草でも。色鮮やかな光に包まれたのは、天草市河浦町の世界遺産「﨑津教会」です。
■男性
「今年はすばらしいですね」
﨑津教会は、冬の天草を彩る「あまくさロマンティックファンタジー」の会場の一つで、観光客は夜空に浮かび上がるような幻想的な教会を写真に収めていました。
■走って行く子ども
「すごーい!」
■女の子
「きれい」
■男の子
「いろいろ、色があってすごいと思った」
﨑津集落では神社や道の駅もライトアップされるなど、イルミネーションが冬の集客にひと役買っていました。