厚さ数ミリの切れ目を入れ干すと長~い「房切り大根」づくり 南阿蘇村伝統の冬の保存食
南阿蘇村で冬の保存食となる「房切り大根」が作られています。
南阿蘇村の農業、今村憲二さん宅では、房切り大根づくりが最盛期を迎えています。房切り大根は南阿蘇村の伝承料理の切り干し大根です。乾燥しやすくするために蛇腹状に切れ目を入れますが、その厚さは数ミリ程度。等間隔で切っていくのはなかなか難しいそうです。
切った大根は、3日から4日ほど天日で乾燥させると完成です。
■今村憲二さんの妻・芳子さん
「寒風にさらされておいしい切り干しを作りますので、皆さんおいしい料理を作って食べてください」
房切り大根は、ごぶ漬けや煮しめなどの料理に使うとおいしいということです。出来上がった房切り大根は近くの道の駅に出荷されます。