「平和のため忘れないように」生々しい銃弾の跡にも触れる 戦争遺跡を歩くフットパス
菊池市で戦争遺跡を歩き平和を考えるフットパスが開かれました。
住宅などが建ち並ぶ菊池市泗水町。かつて陸軍の菊池飛行場があったことから、いたるところに戦争の痕跡が残されています。
■ガイド
「壁に見えているのが、銃弾の跡です。鉄板に穴が開いているのも弾の跡、あれもそうです」
町を歩きながら戦争遺跡をめぐるフットパスは、「菊池飛行場の戦争遺産を未来に伝える会」が去年から取り組んでいます。この日は、熊本県内各地から参加した約20人が、飛行場で使用したガソリンの貯蔵庫や給水塔などを見学。戦後78年を迎えた今も残る生々しい銃弾の跡にも触れました。
Q深さはどう?
■小学3年生
「結構深い。戦争は怖いことだから、戦争は決してしてほしくないです」
■熊本市から参加した男性
「元々歩くのが趣味で、私たちも戦後生まれなので、なかなか体験したことがないので。平和のためにはこういうのを忘れないようにしたいと思いました」
身近にあった戦争を知る大切な時間。フットパスには地元の人たちも参加していました。
■地元からの参加者
「銃弾の跡を初めて見ました。日本は平和だけど、戦争があっているところは一日も早くやめてほしい。平和の大切さを改めて思いました」