酒酔い状態の視界再現するゴーグルも 県警が大型商業施設で交通安全呼びかけ
秋の交通安全運動の一環で大型商業施設で交通安全を呼びかけです。酒に酔った状態を体験するイベントも行われました。
(シミュレーターの音声)
「後ろの安全を確認してからスタートしましょう」
(女の子)
「あ~車いるって~!なんでそんな所で止まってんの!」
参加者が体験しているのはバーチャル画面を使った自転車での安全運転のシミュレーションです。
23日に御船警察署や地元の交通安全協会などが開いた交通安全啓発のイベント(セーフティ・オータムフェアinイオンモール熊本)
会場のイオンモール熊本では買い物客に交通安全を呼びかけるチラシなどが配られたほか、酒に酔った状態の視界を再現するゴーグルを使った歩行体験も行われました。
■酒酔いゴーグルを体験した人
「こわかったです」
「気持ちが悪くなりました。酔ったような…」
■警察官
「これが酒に酔った状態の見え方です」
このほか、駐車場で横断歩道の渡り方の指導も行われ、多くの子ども達が参加しました。
【スタジオ】
県内で、交通事故によって亡くなった人の推移です。ここ10年ぐらいは減少傾向で去年は統計史上最も少ない37人でした。
ただ、今年に入って9月23日までの人数は38人と去年1年間の人数をすでに上回っています。
このうち半分近くが歩行者や自転車に乗っている人でした。(歩行者13人、自転車4人…17人)
県警はこれから年末にかけて暗くなる時間が早まり特に夕方の時間帯は事故が増える傾向にあるので、外出の際は明るい色の服装や、反射材を活用してほしいと呼びかけています。