■イオン熊本店 堺義一さん
「今年は『体験型』といいますか、昔の遊びがリメイクされたり、 新しい体験をできたりするおもちゃが増えてきています」

今年のキーワードは｢体験型｣。案内してもらったのが、かつて一大ブームをおこしたヨーヨーです。

■緒方太郎キャスター
「ヨーヨーって、私が子どもの時にとても流行ったんですけど、今キテいるんですか?」
■イオン熊本店 堺義一さん
「そうです。ヨーヨーが再度ブームが来ています」

親の世代は懐かしみ、子どもは技の挑戦に夢中になるヨーヨー。5歳のお子さんは。
■5歳の男の子
Qクリスマスプレゼント、何が欲しいですか?
「ハイパーヨーヨー」
（母親）｢2個目ね」
「そう、2個目」

■母親
「夫が流行っているんだよって話していて、(息子が)やりたいって言ったので。今、ハマってます」

はやりの体験型は、他にも。
■イオン熊本店 堺義一さん
「ペットを飼いたいけど、飼えないというお子様などに、ペットの代わりにかわいいぬいぐるみで遊んでいただくという」

これは、｢ワンだきみは⁉」というぬいぐるみ。一見、何の変哲もない犬のぬいぐるみですが…。
■イオン熊本店 堺義一さん
「背中やおでこをなでると、表情が変わったり、尻尾を振ってくれたり楽しめるおもちゃとなっています」
（ワンだきみは⁉）｢クーンクーン｣
■緒方太郎キャスター
「この子、おもちゃなんだけど、愛着わきますね。かわいい」

また踊ったり、逆立ちしたりするロボットの猫も人気のクリスマスプレゼントとのことです。

クリスマスまであと3週間。サンタさんへの願い事はもう決まったかな?
■小1の男の子
「ゲームソフト」
■3歳の男の子
Qサンタさんに何をお願いする?
「「自転車」

今年のクリスマスをめぐる特色を、緒方太郎キャスターが解説します。

【スタジオ】
（緒方太郎キャスター）
バンダイが、子どもがいる600人の大人を対象に｢欲しいクリスマスプレゼントの認知経路｣を聞きました。今年は、店頭でプレゼントを選んだ割合が29％で、YouTubeで選んだ割合を上回りました。コロナ禍を経て、社会が｢リアルに回帰｣していることがわかります。

そして今、日本は少子化が進む一方、空前のおもちゃブームなんです。日本玩具協会によりますと、昨年度の市場規模は1兆193億円で、初めて1兆円を超えました。日本玩具協会によりますと、カードゲームなどの市場が好調だったことに加え、子どもだけでなく、大人や外国人観光客の需要が高まったといいます。

プレゼントを贈るサンタさんも、進化を続けるおもちゃに驚いている頃かもしれません。