富山駅北地区に新たなにぎわい施設がオープンします。地元の飲食店などが集まるフードホールが24日にオープンするのを前に、メディア向けの内覧会が22日開かれました。グルメ情報サイトがプロデュースした施設の魅力と狙いを取材しました。

佐伯キャスター「こちらが富山駅北にオープンする商業施設です。地元の人気店を中心にいろんなお店が集まっています。あちらはもつ煮込みうどんのお店、こちらは富山市のイタリアン、そして高岡市のハンバーガーショップなど、あわせて6店舗が出店します」

富山駅北の複合ビル「Dタワー富山」の1階に24日にオープンする「ぐるなびフードホールWYE富山」。飲食店の情報を集めるウェブサイト「ぐるなび」がプロデュースし、全国展開を進めているフードホールで、北陸では初めての進出です。

地元の飲食店を中心に店舗が揃っているのが特徴です。高岡市のハンバーガーショップは今回、富山市に初出店しました。

出店したのは、ぐるなびが選んだ6店舗。小規模事業者も出店しやすい仕組みをとり、魅力的で個性的な地元の店を後押しするのが狙いのひとつだということです。

高岡市の会社が監修したのは、海外で流行している「ヌードルバー」スタイルのラーメン店。シロエビの殻と身を炒って香ばしさを出した「白えび味噌ラーメン」が看板商品です。

ぐるなびイノベーション事業部　池田克　店舗開発部長「地域密着型のフードホールということで、例えば近隣のワーカーの皆さんや地域にお住まいの方に日常使いしていただけるようなお店づくり（を目指した）」

このフードホールが入る「Dタワー富山」は、2階から7階のオフィススペースは現在、およそ半数の入居が決まっていて、建設した大和ハウス工業は、フードホールがオープンするのを機にオフィスの満床をできる限り早く達成したいとしています。