ニューヨーク・タイムズが「今年行くべき52の場所」に富山市を選んだ記事の中で、名前が挙げられているスポットをシリーズで紹介しています。きょうは、オーナーがこだわって選んだワインを楽しめるバーです。

富山市の中心街にある「Wine Bar alpes」。

店では、主にフランスの様々な地方のワインを扱っています。

フランスのワイナリーで研修を積むなど、ワインについて学んだオーナーの池崎茂樹さんが2016年にオープンしました。

清水記者「フルーティーで飲みやすいです。ブドウの味もしっかりと感じられます」

記事を書いたアメリカ出身の作家・写真家クレイグ・モドさんが注目したのは、おいしいワインだけではありません。

クレイグ・モドさん 「感動したのがコミュニティーのつくり方。お店に行ってカウンターに座ってすぐにスタッフにとなりの常連に紹介されたりとか、全然壁がないような飲み屋というかお店で。行ったら絶対楽しい時間を過ごせるというのも素晴らしかったなと思いました」

店には普段、予約を入れずに訪れる人が多いということですが、ニューヨーク・タイムズで紹介されてから、来月の予約も数件入っているといいます。

オーナーは「情報交換の場として富山の『おいしく楽しい店探し』の良き案内所として役に立てればうれしい」と話しています。