石川・金沢市で国指定の伝統工芸品「牛首紬」の展示販売会 元エルメスのデザイナーによる作品も
国指定の伝統工芸品にも認定されている織物、「牛首紬」の展示販売会が金沢市内で行われています。
この展示会は800年以上続く「牛首紬」の伝統や、新たな活用方法を知ってもらおうと、白山市の西山産業開発が開いたものです。
生産量の少なさから幻の紬と呼ばれる牛首紬。
会場には新柄の訪問着や帯、小物など、およそ200点が展示販売されています。
また今回は牛首紬を活用したファッションとして、元エルメスのデザイナー寺西俊輔さんが手掛けるブランド「МIZEN」の作品も展示されています。
■西山産業開発西山博之社長
「日本の伝統の手わざの力というか、改めて深掘りしていただけたら幸せだなというふうに思っています」
この展示販売会は、17日まで行われています。