「18日の予想天気図です。高気圧に覆われて晴れ間が出るでしょう」

「19日土曜日です。低気圧と前線が近づいてきます。この前線の通過で、雨と風が強まります。前線が通過する前は南寄りの暖かい風が通過したあとは冷たい風に変わります」

市川：「気温がぐっと下がるんですね」

小野：
「気象台の週間予報を見ていきましょう。19日は、お伝えしたように雨・風の強まる時間があるでしょう」

市川：
「20日日曜日は、気温が下がりますね」
小野：
「最高気温、最低気温とも平年より低めです」
市川：
「20日からは晴れますが長続きしませんね。気温が低いのは日曜日だけで、週明けは、また25度の日があります」
小野：
「20日は晴れ間が戻りますが、一時的に寒気がおりてくるため、ひんやりとした空気になります。ただ21日にはまた気温が上がります。気温の変化にご注意ください」
市川：
「11月まで あと2週間ですね。寒暖差に気を付けていきましょう」

小野：
「さて、その『寒暖差』について見ていきましょう」
市川：
「20日も気温が下がりそうですし、朝晩は秋らしくなりましたので、着るものを選ぶのが大変です」
小野：
「1日の寒暖差も大きいですが、10月は1年のなかで、月の初めと終わりの気温差が最も大きい月なんです」

「金沢の10月1日と31日の最高気温・最低気温の平年の値です。10月1日の最高気温の平年は24.4度です」
市川：
「平年というのは30年間の平均でしたね」
小野：
「その通りです。一方、月末・31日は18.8度です」

「その差は、5.6度あります。この5.6度の差というのは、月の初めと終わりの最高気温の差としては、1年の中で、最も大きいんです。このデータは日中の最高気温ですが、右側・朝の冷え込み・最低気温で同じように見てみましょう」

市川：
「1日は16.8度とまだ15度を上回っていますが、月末には10.8度とひと桁近く、その差は6度もあるんですね」
小野：
「最低気温のほうも、1年の中で10月は、最も差が大きいんです」

市川：
「毎年10月は着る服に迷いますし、衣替えのタイミングも難しいですが、データを見て、納得しました。体調管理にも気を付けたいですね」

小野：
「最後に、気象台の週間予報で、この先の天気をもう一度、確認しましょう」

「19日土曜日は、雨・風の強まる時間があるでしょう。20日日曜日の金沢の最高気温は18度、最低気温は11度です。週明けは、また少し気温が上がるでしょう」

市川：
「19日の雨と風、20日の気温の変化には気を付けたいですね。小野さんとお伝えしました」