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【特集】青森を遊ぼう!みそ仕込み体験も!みその会社がオープンさせた直売所

2024年9月6日 16:50
【特集】青森を遊ぼう!みそ仕込み体験も!みその会社がオープンさせた直売所

県内のお出かけスポットを紹介する「青森を遊ぼう」。みそづくりが体験できる直売所があすオープンします。
こちらはある食品の地域別の購入量です。東北が日本一多いのが…「みそ」なんです。生活に欠かせない「みそ」がどうやって作られるか知りたくありませんか?

★青森放送 濱野壱清
「工場に隣接しています、新しくオープンしたこちらの直売所では、味噌の仕込み体験をすることができます、では行ってみましょう」

やってきたのは青森市浪岡にあるみそづくりの老舗「かねさ」の工場です。明治8年に創業、年間およそ6,000トンのみそや、即席のみそ汁を製造しています。あすのオープンをまえに味噌の仕込みを体験させてもらいました。

★「こちらの大豆は、青森県産のおおすずという高級な大豆を今回使用しています」
「このサイズが炊いたらこうなるということですね」
「ぜひ食べてみてください、このまま食べられますので」
「食べられるんですか?濃厚ですね 味噌になるのが楽しみです」

まずは袋に入れた大豆を手のひらで潰します。

★濱野壱清
「豆が手のひらで潰れていく感覚もなんだが心地よいというか気持ちよいです」

およそ10分ほどペースト状になるまで潰します。そして米こうじと塩、酵母液を袋に入れて混ぜていきます。

★濱野壱清
「匂いが変わりました、大豆だけで無くて糀ですとか、酵母とか、塩が入ったことによって、香りに重厚感が増したというか、より味噌に近くなった感じがします」

袋の口をしっかり縛りケースに入れます。

★濱野壱清
「これを密閉して、まるで、みそのタイムカプセルです」

つくったみそは家に持ち帰り、季節によって3か月から半年間熟成させたら完成です。

★かねさ 古畑一彦さん
「最近、みそ離れというか、みその需要というのが年々減ってきてまして、われわれ、創業149年の長い歴史を持った会社として、おみそをもっと知っていただきたいという思いもこめまして、今回新しく開店しました」

みその生産量は年々減少、50年前に比べるとおよそ半分です。特に若い世代の「みそ離れ」が目立つなか、みそづくりを身近に感じてもらうことで消費拡大につなげたいという狙いがあるそうです。

直売所内ではみその量り売りや、青森のソウルフード「しょうがみそ」をつけたこんにゃくの試食コーナーもあります。ほかにもみその仕込みから包装までの流れを知る工場見学など五感で学べるまさに「みそのテーマパーク」のようです。

★古畑一彦さん
「お子様とかも十分楽しめると思いますし、おみそという物は良い物だというのもありますので、いろんな方に楽しんでもらいたいと思っております」

かねさの直売所はあすオープン。みその仕込み体験や工場見学は事前予約制で受け付けているということです。

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