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今年久しぶりだった出来事は?「・・ぶり」をキーワードに振り返る“愛媛の一年”

2023年12月5日 19:11
今年久しぶりだった出来事は?「・・ぶり」をキーワードに振り返る“愛媛の一年”
「・・ぶり」をキーワードに振り返る愛媛の1年

今年も残りあと1か月。きょうは「・・ぶり」をキーワードに、愛媛の1年を振り返ります。

愛媛を代表する観光地「道後温泉」。

和氣アナ:
「テント膜が外れて我々のよく知っている道後温泉本館の西側の入口がよく見えるようになりました。天井を覆っていた素屋根も東側にスライドしていて、いよいよ工事も終盤なんだなと感じますね」

これまで素屋根により、その全貌を見ることはできませんでした。

11月1日から始まった鉄骨の解体工事で…西側の看板が姿を現しました。実に2年ぶりのお目見えです。

和氣アナ:
「時太鼓のあるやぐらの屋根の上、白鷺が帰ってきている」

いよいよ来年の夏、全館での営業が再開されます。

椿まつりに国際線定期便、インフルエンザは3年ぶりに…

こちらは…伊予路に春を呼ぶ椿まつり。“3年ぶり”の通常開催となった今年、参道には多くの露店が軒を連ね商売繁盛などを願う参拝客で賑わっていました。

男性:
「去年はやってなかったんですけど、今年来れて良かったです」

名物の縁起物の露店でも。

露天商:
「10万円お買い上げ。商売繫盛気合を入れて。よーお!1年間頑張って」

こんな「3年ぶり」もありました。

中村知事:
「第8波のピークが見通せず医療負荷も日々増大する中で、インフルエンザの本格的な流行も懸念され、コロナ対応のみならず医療全体が大変厳しい局面になってきております」

実に3年ぶりとなったインフルエンザの流行。新型コロナとの同時流行でした。

エンゼル調剤薬局 松末店 薬剤師 菅寧伸さん:
「コロナとインフルエンザ、両方測定できる器材です」

その後、県内のインフルエンザは秋にも感染が急拡大。現在も警報レベルの感染状況が続いています。

新型コロナの影響で欠航が続いていた松山-ソウルの定期便が3年ぶりに再開しました。

韓国から松山に:
「愛媛は初めてです。道後温泉(に行きたい)。歴史が長いです」
松山から韓国へ:
「ずっと地方の空港を使ってたので、やっぱり地元の空港が使えるようになって嬉しいです

続いては、4年ぶり!歌手でモデルの鈴木愛理さんがお姫様役を務めた大名武者行列。

「松山春まつり お城まつり」が“4年ぶり”に開催されました。

鎧や着物など本格的な衣装を身に着けた隊列は、松山城のロープウェー商店街を出発し千舟町通りまで練り歩きました。

3人家族:
「お姫様に会いに来たんですけどバッチリ会えて良かったです」「(来るのは)初めてですね。子どもが生まれて3人で来れて楽しかったです」

コロナが5類に引き下げ 各地で制限なしのイベントに活気戻る

そして、5月。

松山市の飲食店:
「(引き下げは)やっと。待ち望んでました」

新型コロナの法律上の位置付けが、これまでの‟2類相当”から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられ…

タクシー運転手:
「声も通りやすくなると思いますし、コミュニケーションもより深まると思います」

すっかり日常の姿となったアクリル板を外す場面も見られました。

そんな中、開幕した愛媛県高校総体では31種目、およそ7200人の熱戦が繰り広げられました。

去年と大きく違うのは声出し応援の解禁。関係者以外の一般客の入場もほぼすべての競技で可能となり、コロナ前の県総体が戻ってきました。

生徒たち:
「なんかめちゃくちゃ迫力があります、声出せるって(選手としては)声が聞こえてくるのでいつもより頑張れます」

夏の夜空に咲く大輪の花の数々、花火大会です。

「三津浜花火大会」は4年ぶりにすべての制限が撤廃となり、松山市の人口の半数に迫るおよそ23万人が酔いしれました。

3世代親子:
「綺麗だった。一番最後の花火は大きかった」
「いやーもう迫力はすごい夏の風物詩ですよね」
「もう感動した本当に素晴らしかったまた来年もできることを祈ってます」

さらに、今治市の「おんまく」も4年ぶりの通常開催。まちに熱気が戻る完全復活の夏となりました。

熱気と言えば、こちらも。各地で開催された秋祭りも4年ぶりの通常開催でした。

今年は各地であらゆるイベントが通常開催され、嬉しい表情で溢れていました。

松山地方気象台が建築当初の姿 55年ぶりに大時計が復活!

続いては…なんと半世紀!“55年ぶり”の出現です。松山地方気象台の庁舎に架けられた大時計。

建物の老朽化が進んだことから増築・改修工事が行われていた松山地方気象台。

大時計は度重なる故障が原因で撤去されていましたが、改修工事に合わせて55年ぶりに復活!

近隣住民:
「おおー!これぐらい文字盤が大きかったら年寄りでもみえる!やっぱり松山のシンボルじゃな」

今年、工事も完了し、また新たな時を刻みだしました。

松山地方気象台 笠井将伸台長:
「今後100年間に向けて新しい庁舎で第一歩を踏みだして、県民の皆さまにますます信頼感と存在感が高められるように、仕事に励んでいく所存でございます」

みなさんにとってことし、久し“ぶり”の出来事はありましたか?

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