「砥部分校」で伝統ファッションショーが完全復活!「小田分校」は地域のまつりと合同で!?イマドキの高校文化祭

愛媛の県立高校のうち、存続に向けさらなる魅力化を進める2つの分校に注目!
「砥部分校」は、生徒の確保に向けて新コースの設置が決まり、来年度から全国募集を開始。
「小田分校」は町のサポートを受け、今年春から新たな寮の運用が始まっています。
学校の存続に向け、さらなる魅力化を進める2つの分校。
今回、チャンネル4取材班が潜入したのは“文化祭”。
キーワードは、“伝統行事完全復活”そして“新スタイル”です。
文化祭目前!憧れのファッションショーに臨む「砥部分校」の生徒たち
10月25日。文化祭までおよそ2週間となった松山南高校砥部分校では、3年生が急ピッチで準備を進めていました。
ある人は採寸をしたり…ある人は型紙に合わせて、布を裁断したり…その目的は、文化祭で行われる伝統のファッションショーです。
3年生の課題研究の成果発表として行われていて、このファッションショーに憧れ、入学を決めた生徒も少なくありません。
衣装を制作する菅野こころさん。ファッションショーに憧れて入学した生徒の一人です。
菅野さん:
「私全部の作品にピンクを使っているんですよ。冬なのでピンクのコートを作ろうかなって」
大好きなピンク色で、3年間の集大成を。
しかし、やる気満々の菅野さんにはある気になる問題が…
先生:
「特待生制度の面接試験が文化祭とかぶって」
Q.たまたまかぶってしまった?
菅野さん:
「そうですね。この前気づきました」
Q.間に合わなかったら?
菅野さん:
「友達に一人で出てもらいます。間に合ったら二人で」
文化祭当日、無事にランウェイを歩くことができるのか…。
一方、こちらは、飼っているインコをモチーフに、衣装を制作するという赤松樹菜さんです。
赤松さんが制作する衣装の中には。
赤松さん:
「1個は先生に着てもらう用で、メインがこの柄なので、結構いつもと違う先生になれるかなと思う」