再来年度、県内唯一の「芸術科」が誕生する伊予高校で、地元の中学生を招いた出張授業が行われました。

県立伊予高校では、再来年度から美術、音楽、書道の３分野を専門的に学ぶ、県内唯一の「芸術科」を設置します。

きょうは、芸術科の授業を体感してもらおうと、四国大学の太田剛教授による書道の出張授業が行われ、書道部の生徒のほか、地元の小中学生５人が参加しました。

学んだのは、甲骨文字です。筆で「魚」と「亀」の文字を書いていました。

出張授業に参加した中学２年の門屋吏紗さんは、「好きなことを思う存分学べて自分の中でも楽しめるので、すごく良いことだと思います」と話していました。

「芸術科」では、１学年４０人を募集する予定です。専攻ごとに、外部の専門家による授業を取り入れ、芸術大学や美術大学への進学を後押しします。

伊予高校では、再来年度、芸術科のほか、普通科に「教員養成コース」、「理数情報科」を新たに設置します。