このところの冷え込みもあって、愛媛県内各地で紅葉が見頃を迎えています。松山市内の、あるお寺はちょっと趣が違った紅葉が楽しめ人気を呼んでいます。

29日の県内は上空に流れ込んだ寒気の影響で師走並みの寒さとなりました。最高気温が14.9℃だった松山市内でも公園内の木々が赤や黄色に色づき、平野部でも紅葉が進んでいます。

松山市御幸の長建寺では江戸時代初期に作られたという日本庭園の赤く色付いたもみじが見ごろです。

また、目の前に広がる庭園の真っ赤なもみじが机の上に設置したガラス天板に反射して写り込む逆さ富士ならぬ、逆さ紅葉、「リフレクション紅葉」も楽しめます。

夜になるともみじがライトアップされ、より紅葉の魅力を増します。

今、SNSでも人気となっている長建寺のリフレクション紅葉。机に反射した阿弥陀像を偶然見たのがヒントとなり、去年始めたといいます。

長建寺の隈江貴司副住職は「こちらに来ていただいていい所だな、心が落ち着くなと思っていただければ」と話しています。

長建寺のリフレクション紅葉は池の間が開放される29日と12月2日、3日、6日に楽しめるということです。