幻の果実「サルナシ」の収穫が最盛期 新庄村
市場にほとんど出回らないため幻の果実と呼ばれる、サルナシの収穫が岡山県新庄村で最盛期を迎えています。
直径は3センチほど、小さなキウイのようなサルナシ。市場に殆ど出回らないため幻の果実と呼ばれています。新庄村は2001年にサルナシ栽培研究会を設立し、村の特産品として栽培しています。
収穫は8月末から始まり、今日は研究会の会員が、たわわに実った実を摘み取りました。今年は天候に恵まれたことから、実太りが良く豊作で、およそ800キロの収穫を見込みます。
表面に毛が無いため皮ごと食べられるサルナシ。ほどよい酸味と甘みが心地よく、サルが食べ始めるとすぐになくなってしまうため、その名がつけられたそうです。
収穫は9月12日まで行われ、地元の道の駅で販売されています。