柑橘類の生産が盛んな宮崎県日南市で、極早生みかんの収穫が始まっています。

日南市南郷町潟上の関屋満泰さんの農園では、3ヘクタールの敷地で極早生みかんを栽培していて、8月31日から収穫が始まりました。
みかんの爽やかな香りが漂う中、関屋さんは、家族や親戚と一緒にたわわに実ったみかんを1個ずつ丁寧に収穫していました。

（みかん農家　関屋満泰さん）
「皮をむきますと、においがかなりありますので、それも一つの楽しみです。9月にふさわしいフルーティーな味わいを味わっていただければと思います。」

極早生みかんは3日から出荷がスタート。
ＪＡの選果場では、スタッフがみかんの選別や箱詰めの作業に追われていました。

ＪＡみやざきはまゆう地区本部によりますと、極早生みかんの出荷は9月いっぱい続き、主に関東や関西に出荷されます。
今年は夏場の猛暑や雨が少なかったことで、収穫量は例年より3割から4割減る見込みだということです。
（みかん農家　関屋満泰さん）
「今年もおいしい極早生みかんができました！みなさん食べてくださーい！」