ジャリパン発祥のミカエル堂が復活オープン 店の前には長い行列が…
宮崎名物が蘇りました。
去年閉店したジャリパン発祥の店・ミカエル堂がきょう宮崎市に復活オープンしました。
(藤崎祐貴)
「いよいよミカエル堂の復活オープンの日を迎えました」
「まだオープン20分前なんですが、懐かしの味を求めてさっそく多くのお客さんが列を作っています」
ミカエル堂がオープンしたのは宮崎市中央卸売市場のカンカン通り商店街です。
ミカエル堂はこれまでジャリパン発祥の店として100年近く県民に愛されてきましたが、機械の老朽化などが原因で去年3月に閉店。
しかし、宮崎市出身の大津伸詠さんが東京からUターンし事業を継承、きょう復活オープンの日を迎えました。
販売されているのは通常のジャリパンのほか抹茶やチョコなどあわせて4種類のジャリパン。
訪れた人たちはさっそく懐かしの味を買い求めていました。
(買い物客)
「娘に送ります。昔から食べていた懐かしい味ですね」
「子どもも喜ぶと思います」
「おいしいです。懐かしい。宮崎に来て初めて食べたパンがこれ(ジャリパン)だったので宮崎に来た頃を思い出します」
(ミカエル堂 大津伸詠代表)
「非常にうれしく思っているんですけどそこに浸る間もなく営業している感じがします」
「以前のミカエル堂の味を楽しみに来てくださっている方が多いのでご期待に添えるようにというのが一番かと思っています」
14日に用意したジャリパンはおよそ2時間で完売。
ミカエル堂では今後スーパーなどでの販売も検討しているということです。