インフル感染 流行のピーク越える 前週から患者半減 警報レベル続く地域も 山梨
県内のインフルエンザの感染者数の報告は前の週の半分以下となり、県は23日、流行のピークを越えたとの認識を示しました。ただ、依然として警報レベルが続く地域もあり、県は感染対策を続けるよう呼びかけています。
県によりますと、19日までの1週間に県内41の定点医療機関から報告があったインフルエンザの感染者は1医療機関あたり13.95人で前の週の半分以下に減りました。
このため、県全域に出ていた警報レベルは甲府市と峡南保健所管内で解除されましたが、中北や富士・東部保健所管内などは引き続き警報レベルが続いています。
また、新型コロナウイルスの感染者数も減少傾向で中北保健所管内は警報レベルが続いているものの峡東では注意報レベルが解除されました。
県などによりますと「これまでの流行はA型インフルエンザが多かったが今後はB型の感染拡大が懸念される」として感染対策を継続するよう呼びかけています。
また 伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病が甲府市保健所管内で警報レベルになったということです。