×

インフルエンザ「警報レベル」続く 新型コロナも中北で「警報レベル」入り 山梨

2025年1月16日 19:18
インフルエンザ「警報レベル」続く 新型コロナも中北で「警報レベル」入り 山梨

 県内のインフルエンザ患者は爆発的に増えた去年の年末に比べて半分程度に減りましたが、依然として県内全域で警報レベルが続いています。一方、新型コロナ患者が増加していて、中北保健所管内で警報レベル入りしました。

 県によりますと、1月12日までの1週間に県内41の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者は1568人で、過去10年で最多となった2週前と比べると半減しました。県内全域での警報レベルも継続しています。

 一方、新型コロナウイルスの感染者数は前の週の約3倍に増えていて、中北保健所管内で警報レベル入りしたほか、峡南保健所管内に加えて新たに峡東保健所管内で注意報レベル入りしました。

 山梨大学付属病院では現在、ICU病床の3分の1をインフルエンザ患者が占めているといい、救急医療の現場もひっ迫の度合いが高まっています。

山梨大学付属病院 森口武史 医師
「患者がもう少し増えると通常診療に影響が出る寸前。患者がこれ以上増えるとまずい状態だと強く訴えたい」

 県などは手洗いやうがい、マスクなどの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

最終更新日:2025年1月16日 19:18
    山梨放送のニュース