高齢者施設がディスコに!仕掛け人はDJの介護士と元「RIP SLYME」SUさん 山梨
高齢者施設がディスコに変身です。懐メロに合わせ体を動かし、心身の健康づくりを目指す新感覚のリハビリを取材しました。
ミラーボールに懐かしの映像。昭和町の高齢者施設の一室に集まったのは60代以上のお年寄り約80人です。中には100歳を超える人もいます。
DJ「玄」
「みなさん、最後までお付き合いください」
始まったのはその名も「シルバーディスコ」。仕掛け人は甲府市出身のDJ「玄」こと介護士の大滝亮輔さんとヒップホップグループ「RIP SLYME」元メンバーのSUさんです。
懐かしい音楽を聞きながら体を動かし、心身の健康作りに役立ててもらおうと大滝さんが考案。県内で初めて開催されました。
往年の邦楽を中心に歌謡曲や演歌など約30曲が流れる中、参加者は光るスティックを振ったり、歌詞を口ずさんだりとノリノリ。中には懐かしの曲に涙を流す人も。そろそろ終わりというタイミングでは…
「アンコール アンコール」
参加したお年寄りは最後まで、大いに盛り上がっていました。
参加者は
「楽しかったです。『川の流れのように』が。つらかったけど色々あったなと思った」「楽しかった。なつかしい曲があって」
元「RIP SLYME」SUさん
「絶対に楽しいというのは伝わってくるので、若い客層のクラブDJよりも楽しいかもしれない」
DJ「玄」こと介護士の大滝亮輔さん
「若返るというかなつかしい気持ちになってもらえたらうれしい。『シルバーフェス』も今後、楽しそう」
「シルバーディスコ」を通じて、利用者も職員も活気のある新しい介護現場の実現を目指しています。