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日米安保改定50年 鳩山首相が談話を発表

2010年1月19日 23:06
日米安保改定50年 鳩山首相が談話を発表

 日米安全保障条約改定の署名から50年を迎えた19日、鳩山首相は日米同盟の重要性をアピールする談話を発表した。

 談話では「日本が経済発展できたのは、日米安保体制があったから」と役割を評価した上で、「今後、アメリカ軍の抑止力は我が国の平和と安全を確保していく上で大きな役割を果たす」との認識を示した。また、日米の外務・防衛担当閣僚は「日米同盟は地域の安定の礎石である」とした共同文書を発表した。

 岡田外相は19日、「日米同盟の役割をあらためて議論を深め、そしてできれば、本年中に一定の成果物を出したい」と述べた。

 日米両政府は、アメリカ・オバマ大統領が国際会議に出席するため来日する今年11月までに、一定の成果をまとめることを目指している。