オスプレイ配備「抑止力の向上に」~防衛相
アメリカ政府が、空軍の新型輸送機CV22オスプレイを東京・横田基地に配備する計画を発表したことを受け、中谷防衛相は、「日米同盟の抑止力の向上に資する」と述べ、歓迎した。
中谷防衛相は12日、「(横田基地へのオスプレイ配備は)日米同盟の抑止力、対処力向上に資するほか、アジア太平洋地域の安定にも資する」とした上で、「地元の理解を頂けるよう丁寧に対応したい」と述べた。
アメリカ政府は、2017年後半以降、合計10機を横田基地に配備する計画。防衛省によると、主な任務は特殊作戦部隊の輸送で、夜間や低空の飛行訓練も行うという。また、空軍用のCV22オスプレイは沖縄の普天間基地に配備されている海兵隊用のMV22オスプレイよりも難易度の高い任務に当たることなどから、事故の割合は高くなっているという。