もう、ダメだこりゃ!?
社民党の連立政権離脱で今や窮地の鳩山首相。世間のみならず、党内からも「ダメだこりゃ」・・・との声が上がり始めました。
以下、政治部スタッフの制作裏話が満載(?)の編集後記をお届けします。
2005年の小泉政権から始まり、今やすっかり定着したクールビズが今年も6月1日から始まりました。
鳩山内閣の閣僚たちも、皆さん、夏先取りのさわやかなクールビズ姿で登場です。さ~て、閣議の様子を見てみると・・・。
あれあれ?
一人だけ、ネクタイ・スーツ姿の人が!亀井静香大臣です。
閣議後の会見で聞いてみると・・・
*亀井大臣
「着物なんていうのはね、仕事、生活の関係で着ているわけでしょ。寝るときは寝間着を着るしさ、遊ぶときにハワイでは俺だってアロハ着るしさ。沖縄ではゴルフする時にかりゆし着るしね。私はずーっと背広来ているので。似合うか似合わないかわからないが。今これを変えることはない。大臣室でいろんな人に会うし、ネクタイ締めた人が会いに来る場合もあるし。その時に背広に着替えるなんて、着せ替え人形であるまいし、できるわけないじゃない!」
なるほど、ポリシーがおありなんですね。でも、私たち政治部エンジェルスは、亀井大臣のスーツ姿以外での登場を楽しみにしておりま~す。
さて、ずぅ~と懸案だった普天間問題は、辺野古で日米合意。閣議での政府方針の署名を拒否した社民党・福島党首は結局罷免!鳩山政権は、ホントにこのところ、ごたごた続きです。
一方、国会の方も、混乱ぶりに拍車がかかってます。今週も強行採決連発。自民党に言わせると、なんと、今国会10回目なんですって!
先日の、三宅雪子議員の転倒騒動のようなことはありませんでしたが、ものすごい怒号や、ケンカ寸前の取っ組み合い。一触即発のドタバタの中、郵政民営化を見直す郵政改革法案は可決されました。
そんな中、亀井静香担当相は、委員会室でただひとり、感慨深い表情を浮かべていたのを私たち政治部エンジェルスは見逃しませんでしたよ。
数年前、郵政民営化法案で、散々、辛酸をなめただけに、感慨ひとしおだったのでしょう。
しかし、この法案の審議は、わずか1日だけのスピード採決。郵政民営化の時にはあれほど長く議論したのに、見直しについてはたった1日だけ。個人的には、いいのかなぁなんて思っちゃいますけど。。。
延長が無ければ、国会閉会まであと半月。ここへ来て、民主党内からも政権に対する不満が沸々・・・。果たしてこのままクールビズのようにさわやかに、参院選を迎えられるんでしょうか・・・。
(の)