樽床議員が代表選出馬会見「世代交代」強調
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民主党・樽床伸二衆議院議員(50)は3日夕方、鳩山首相の辞任を受けて行われる民主党代表選への出馬会見を行った。
樽床議員は大阪12区選出で当選5回。松下政経塾出身で、現在は衆議院環境委員会で委員長を務めている。
会見で、樽床議員は「世代交代」と「衆議院の定数削減」を強くアピール。「今、世界のリーダーは新しい時代を見据えて、新しい時代にふさわしい世代にどんどん若返りをいたしております。その世代交代の流れをこれからつくり出していきたい。これが一つ目の私の思いでございます」「実は一丁目一番地のマニフェストの約束は、衆議院の定数80減というお約束であります。私が代表に就任した暁には、最初に取り組むべき施策は、衆議院の定数80減」と述べた。
また、「小沢幹事長の存在が大きいということもあるのかもしれないが、なにかにつけて小沢幹事長との距離がどーのこーのと、すべて親小沢・反小沢の二極に分ける。こういう考え方には立っておりません」と述べ、小沢幹事長からは中立的な立場だと述べた。
消費税や財政の立て直しについては、「社会保障関係費の分野と、消費税の連携がどうしても必要。それが財政再建と暮らしの安心を両立させる道であろうと。しかし、私どもは、次の衆議院議員選挙まで、消費税率を上げないという約束をいたしております。私はこの約束は守っていきたいと(考えております)」と述べ、消費税の増税は必要としながらも、次期衆院選までは増税しないと話した。