菅首相は２７日夜の会見で、所信表明で参加に積極姿勢を表明した、貿易などの自由化を目指す環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）について、参加に慎重な意見が出ている中、どう調整を図るつもりかと問われ、「日本は、一方では貿易で成り立つ国であり、しかし一方では農業というものを大事にして生かしていかなければならない国であるわけですから、いずれにしてもこの両方が成り立つ、両立する道筋を求めていかなければならない。その道筋を今からきちっと打ち出していきたいと思ってます」と述べた。