×

流出映像は海保編集映像の一部~海保長官

2010年11月8日 12:44
流出映像は海保編集映像の一部~海保長官

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影した映像がインターネット上に流出した問題で、国会では8日朝、海上保安庁長官らが内部調査の途中経過を報告した。これにより、流出した映像が海上保安庁が撮影した映像の一部であることが明らかになった。野党側は菅内閣の責任を追及する考え。

 衆議院予算委員会の理事会で、海上保安庁・鈴木長官は流出した映像について、那覇地検の要請を受けて、海上保安庁が編集した映像の一部であることを認めた。一方、映像流出の経路は不明だということだが、外部からの不正なアクセスは現段階では見つかっていないという。これに対して、野党側は「国の安全保障の根幹を脅かすゆゆしき事態だ」として攻勢を強めている。