事業仕分け第３弾の後半戦が１５日、スタートする。今回は、事業仕分けの判定が予算要求に十分反映されていないものなど１１２の事業について、４日間議論が行われる。

　蓮舫行政刷新相は１４日、事業仕分け会場（東京・品川区）の下見を行った。今回は、過去の仕分けで「廃止」や「予算削減」と判断された事業が、予算要求に十分に反映されていなかったり、実態はそのままで「看板の付け替え」を行って存続したりしている事業などを「再仕分け」する。

　蓮舫行政刷新相は「説得力のある説明を、予算要求側の省庁の担当者ができるのかどうなのか、それをしっかり聞かせていただきたいと思います」と述べた。

　初日の１５日は、不透明な資金の流れや、天下り法人の無駄遣いなどが指摘された宝くじの普及・宣伝事業などが議論の対象となる予定。