沖縄県知事選、現職・仲井真弘多氏が再選
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任期満了に伴う沖縄県知事選挙が28日に行われ、自民党沖縄県連や公明党、みんなの党が推薦する現職・仲井真弘多氏が2度目の当選を果たした。
仲井真氏は元通産官僚で、沖縄県の副知事や「沖縄電力」社長などを務め、06年の知事選挙で初当選した。
自公政権の下ではアメリカ軍普天間基地(宜野湾市)の県内移設を条件付きで容認する姿勢を示していたが、民主党への政権交代で高まった県民世論を背景に、今回の選挙戦では「県外への移設を求める」と訴えた。また、沖縄振興のために経済や雇用の問題に重点的に取り組むとアピールした上で、政府とは対話を続ける姿勢も示し、経済の活性化を求める幅広い県民の支持を得て再選を果たした。
投票率は60.88%で、06年を3.66ポイント下回った。