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名古屋リコール、住民投票の可能性高まる

2010年12月15日 12:10
名古屋リコール、住民投票の可能性高まる

 名古屋市・河村市長が先導する市議会のリコール署名の再審査が最終日を迎えている。あと899人分が有効になれば必要数に達し、住民投票が行われる可能性が高まっている。

 名古屋市選挙管理委員会によると、現在までに、市内10区で行われた署名の再審査の結果、無効から有効に覆った署名数は1万1105人分に上る。議会解散のための住民投票を行うのに必要な署名は1万2004人分で、必要な数はあと899人分となった。選管は15日、5000人分を超える署名を再審査するが、有効が法定数に達すれば、来年2月に住民投票が行われる可能性が高くなる。

 この住民投票で過半数の賛成を得ると、市議会は即日解散となり、市議会議員選挙は3月中旬までに行われることになる。

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