自衛隊、福島第一原発3号機への放水を再開
自衛隊は18日午後1時55分、福島第一原子力発電所の3号機に対する放水作業を再開した。
防衛省によると、放水は、まず約50トンの水を積載した自衛隊の放水車7台とアメリカ軍から借り入れた高圧放水車1台によって行われている。それに引き続いて、東京消防庁のハイパーレスキュー隊による放水が行われるが、自衛隊・東京消防庁ともに放水は全て3号機に向けて行うという。
一方、自衛隊は17日に引き続き、上空からヘリコプターによる水の投下を行う準備を整えていたが、18日は実施しない方針。防衛省関係者は「18日の時点では、地上からの放水に集中した方が効果的と判断した」と話している。