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日米首脳が電話会談 引き続き支援を~首相

2011年3月30日 15:49

 菅首相は30日、アメリカ・オバマ大統領と電話会談し、福島第一原子力発電所の事故に対応するため、引き続きアメリカと緊密に連携し、支援を得たいとの考えを伝えた。

 電話会談は、30日午前11時から約25分間行われた。菅首相は、東日本大震災の発生以来、アメリカから全面的な支援を受けていることへの謝意を表すとともに、引き続き日米間で緊密に協議し、支援を得ていきたいとの考えを伝えた。これに対しオバマ大統領は、短期・長期にわたり必要な支援を行う用意があるとした上で、日本が復興することを確信していると述べた。

 31日はフランス・サルコジ大統領も来日し、菅首相と首脳会談を行う予定。会談では、福島第一原発の事故への対応や技術的な支援などについても話し合いが行われるものとみられる。