菅首相は３０日、ドイツ・メルケル首相と電話会談し、福島第一原子力発電所の状況など、今後、最大限の透明性を持って情報を提供していく考えを伝えた。

　電話会談は、３０日午後６時半から約２０分間行われた。この中で、メルケル首相は、日本が困難を乗り越えるため、あらゆる形で日本を支援する考えを明らかにした。これに対し、菅首相は、東日本大震災発生後の状況や、福島第一原発の現状などについて説明した上で、今後、国際社会に対し、最大限の透明性を持って情報を提供していく考えを伝えた。