英独仏首脳が電話会談 露へ追加制裁検討
ウクライナ東部でマレーシア航空機が墜落した事故を巡り、イギリス・ドイツ・フランスの首脳が20日、相次いで電話会談し、ロシアに追加制裁を課す準備を始めることで一致した。
イギリス政府によると、3人の首脳は、「親ロシア派を説得する上で(ロシアの)プーチン大統領が重要な役割を担っている」との認識を確認した。その上で、ロシアが親ロシア派に対し影響力を行使しなければ、22日のEU(=ヨーロッパ連合)の外相会議でロシアへの追加制裁を検討することで一致した。また、イギリスのキャメロン首相はプーチン大統領とも電話会談し、「親ロシア派による撃墜ではないと言うのならば、証拠を示す必要がある」と伝えたという。