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日米が連携し、不明者を集中捜索

2011年4月1日 18:58
日米が連携し、不明者を集中捜索

 東日本大震災の発生から1日で3週間が経過したが、行方不明者は1万6000人を超えている。このような中、東北地方の沿岸部で1日、自衛隊やアメリカ軍などが合同で、行方不明者の捜索を始めた。

 集中捜索は、1日午前8時から始まった。仙台市の陸上自衛隊霞目駐屯地からも、捜索に向かうヘリコプターが次々と飛び立った。

 捜索にあたるのは、自衛隊1万8000人とアメリカ軍7000人の他、警察や海上保安庁なども協力する。捜索には、航空機約120機と護衛艦などが投入される。震災後、これだけ大規模な態勢での捜索は初めて。

 集中捜索は1日から3日間続けられ、行方不明者の発見を急ぐことにしている。ただ、福島第一原子力発電所の半径30キロ圏内では捜索を見合わせている。