地方自治体連携し合う体制作り促進~菅首相
菅首相は8日午後、福島・南相馬市の市長らと会談し、災害などにあたって地方自治体間で連携し合う体制作りを国として促進していく考えを示した。
菅首相と会談したのは、南相馬市の桜井市長の他、災害時相互援助協定によって南相馬市を支援する東京・杉並区の田中区長や新潟・小千谷市の谷井市長ら。田中区長らは、東日本大震災で大きな被害を受けた南相馬市を支援するため、国を介さずに地方自治体が連携して支援する「自治体スクラム支援会議」を立ち上げ、その財政的な負担を国が支援するよう求めた。
これに対し、菅首相は「総務省と相談して考えていきたい」と述べ、地方自治体間の連携を促していく考えを示した。