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官邸に一報は午前7時過ぎ 放射性物質検出

2011年11月2日 20:05
官邸に一報は午前7時過ぎ 放射性物質検出

 福島第一原子力発電所2号機で、核分裂反応が起きたときにできる、半減期の短いキセノン133、135とみられる放射性物質が検出された問題で、藤村官房長官は2日午後の会見で、経産省の原子力安全・保安院から首相官邸に一報があったのは、2日午前7時過ぎだったことを明らかにした。保安院は2日未明には情報を把握していた。

 場合によっては核分裂反応が発生している可能性を含む情報だとして、枝野経産相は保安院院長に対し、ただちに伝達すべきだったと注意をしたという。