大阪市長選と大阪府知事選のダブル選挙の投票が２７日朝から始まっている。

　市長選には、現職・平松邦夫氏（６３）と前府知事・橋下徹氏（４２）が立候補。

　知事選には、いずれも新人で、民主・自民両党の大阪府連が支援する倉田薫氏（６３）、共産党が推薦する梅田章二氏（６１）、大阪維新の会が公認する松井一郎氏（４７）、政治団体代表・中村勝氏（６０）、財団法人会長・マック赤坂氏（６３）、元大阪府職員・岸田修氏（７０）、元中学校教員・高橋正明氏（６９）が立候補している。

　大阪市内では、４０年ぶりとなるダブル選とあって有権者の関心は高く、投票率は午前１１時現在、市長選で１２．７３％、知事選で１１．９７％と、前回に比べて高くなっている。また、期日前投票は、市長選で有権者の約１０％がすでに済ませていて、前回に比べて１．７倍、知事選でも１．６倍となっている。

　投票は午後８時までで、いずれも当選者が決まるのは夜遅くになる見込み。